著名人たちゆかりの地

著名人たちゆかりの地

ダーウィン、ナイチンゲール、チャップリン、ジョン・レノンら、著名人たちが暮らした家や墓、歴史的な事件が起きた場所などを紹介します。

VOL.
29

フレデリック・レイトン
12 Holland Park Road, London W14 8LZ

英美術界で唯一貴族(男爵)の称号を与えられた、ヴィクトリア朝時代の画家・彫刻家、フレデリック・レイトン。レイトンは1830年、ヨークシャーにある町スカボローで誕生。父親と祖父はともに医師、とくに祖父はロシアで皇帝一家の主治医をつとめるなど、裕福な家庭で育った。早くから美術の才能を発揮し、やがてロイヤル・アカデミーの会長にまでのぼりつめ、20年近く英美術界の頂点に君臨した。
上の写真は、レイトンが1864年に建造したアトリエを兼ねた自宅。30年にわたって増改築が行われ、中東から買い集めたタイルやコレクションを使用してアラブ風の部屋をつくるなど、彼好みの豪奢な邸宅になった。1896年1月、レイトンはこの家で死去。65歳だった。現在は博物館として一般公開されている。

週刊ジャーニー No.1049(2018年8月23日)掲載