VOL.
13
ジークムント・フロイト
20 Maresfield Gardens, London NW3 5SX
上の写真は、故国から逃れてきたフロイト一家が、1938年9月から暮らした家。フロイトはこの家で、患者の精神分析治療や著作活動を行なった。しかし、16年間冒され続けてきたガンにより、翌年9月23日、書斎に置かれたベッドの上で息を引き取った。83歳だった。彼が生涯最後の1年を過ごしたこの家は、現在博物館として一般公開されている。
週刊ジャーニー No.1033(2018年5月3日)掲載