VOL.
13
ジークムント・フロイト
20 Maresfield Gardens, London NW3 5SX
精神分析学の創始者として知られる精神科医のフロイトは、1856年にオーストリアのユダヤ人家庭で誕生。自然科学、脳と心の働きの関係性などに関心を持ち、30歳の時に精神分析療法を創始した。1938年にナチス・ドイツがオーストリアに侵攻を開始すると、ユダヤ人であるフロイト宅にも秘密警察(ゲシュタポ)が突入。一家はウィーンからロンドンへ亡命した。
上の写真は、故国から逃れてきたフロイト一家が、1938年9月から暮らした家。フロイトはこの家で、患者の精神分析治療や著作活動を行なった。しかし、16年間冒され続けてきたガンにより、翌年9月23日、書斎に置かれたベッドの上で息を引き取った。83歳だった。彼が生涯最後の1年を過ごしたこの家は、現在博物館として一般公開されている。
週刊ジャーニー No.1033(2018年5月3日)掲載











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