VOL.
10
オスカー・ワイルド
34 Tite Street, London SW3 4JA
上の写真は、ワイルドが30~40歳(1885年1月~95年5月)までの約10年間、妻と2人の息子たちと暮らしていた家。結婚を機にこの家に引越し、「幸福な王子」「ドリアン・グレイの肖像」などを次々と発表、人生でもっとも華やかな時期を過ごした。ワイルドは1895年、当時交際していた同性の恋人の父親から「男色罪」で告訴され、2年にわたって服役。彼の投獄により、著書は書店から姿を消し、芝居も上演中止、この家も売り出された。
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週刊ジャーニー No.1030(2018年4月12日)掲載