5/3 モハメド・アリの好敵手、ヘンリー・クーパー卿、死去

プロボクシングの元欧州ヘビー級王者、ヘンリー・クーパー卿が、77歳の誕生日を2日後に控えた5月2日、サリー県の長男宅で亡くなったことを各メディアが報じた。
米国人で、元ボクシング世界ヘビー級王者のモハメド・アリ氏はクーパー卿の訃報を受け、「病気とは知らなかった。2年前の夏に、ウィンザーで開催された馬術競技へ出かけた際に会った。いつも温和で魅力的な笑顔をたたえ、一緒にいて楽しい人だった。古き友人を失って寂しく思う。偉大なファイターであり、紳士だった」と、哀悼の意を表している。
「エネリー」の愛称で親しまれたクーパー卿は、1963年にウェンブリー・スタジアムで行われたヘビー級の試合で、当時はまだ「カシアス・クレイ」と名乗っていたアリ氏と対戦。試合には敗れたものの、左フックで一度はダウンを奪ったことで知られている=写真(「メトロ」紙より)。
英国、英連邦及び欧州におけるヘビー級チャンピオンの座には輝いたが、世界王座を手に入れることはないまま、1971年にジョー・バグナー選手に僅差で判定負けを喫した後、引退している。
現世界ヘビー級王者のデイビッド・ヘイ氏はクーパー卿について、「真の格闘家であり、素晴らしい人物だった」と評し、また、トーク番組司会者のマイケル・パーキンソン卿も、「偉大な人物。寛大で愉快で、思いやりにあふれていた」と、語っているという。

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