■腹部の手術を受けて13日間入院中だったキャサリン妃(42)が29日午前、入院先のロンドン・クリニックを無事退院し、ウインザーのアデレード・コテージに帰宅した。英メディアが一斉に報じた。
ケンジントン宮殿は「プリンセス・オブ・ウェールズ(キャサリン妃)は術後の回復療養のためウインザーに戻りました。術後の経過は良好です。ウィリアム王子とキャサリン妃からザ・ロンドン・クリニックのチーム全員、特に献身的だった看護スタッフに感謝の意をお伝えします。また、ご一家は世界中から寄せられた温かいメッセージに感謝しています」と声明を発表した。
通常であればキャサリン妃は子どもたちの学校への送迎と公務で忙しく、慈善団体や王室基金メンバーとのミーティングが行われているはずだった。ケンジントン宮殿はキャサリン妃が所属する30の慈善団体に連絡し、活動の延期や日程の変更を要請したとされている。
皇太子夫妻の広報窓口であるケンジントン宮殿がキャサリン妃手術のニュースを発表したのは約2週間前のこと。その90分後にはチャールズ国王が前立腺肥大で治療を受けることが明らかになった。チャールズ国王も先週金曜日に、その治療と手術のためにキャサリン妃と同じザ・ロンドン・クリニックに入院した。国王は「快方に向かっている」と見られており、先週はキャサリン妃の病室を訪問することができたという。キャサリン妃の正式な公務復帰はイースター明けと言われている。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)