■キャサリン皇太子妃(42)の健康上の苦悩は、ジェットコースターのように目まぐるしい1年の後に起こった。経済的な問題からハリー王子(39)の爆弾発言まで、キャサリン妃が手術前に直面したストレスを振り返った。

スペアの爆弾発言
昨年1月、キャサリン妃はハリー王子の回顧録「スペア(Spare)」が発売される前日に、皇太子妃として初めての誕生日を迎えた。そしてついにその本が書店の棚に並んだ時、ハリー王子がキャサリン妃に対して容赦のない非難を加えたことを知った。
書籍の中、またインタビューでハリー王子は「キャサリン妃が妻メガン妃のことを『ステレオタイプ化した』非難をし、その時の態度から関係性に壁ができた」と主張。また、ハリー王子夫妻の結婚式の際、ブライズメイド(花嫁付き添いの若い女性)が着るドレスに関して口論となり、それが原因でメガン妃が涙を流したと記述した。
さらに、ルイ王子(5)の誕生後、メガン妃が「ベイビーブレイン(出産すると、脳が赤ちゃんを最優先して他のことを忘れがちになること)だ」と言った際に怒ったキャサリン妃が、メガン妃に謝罪を求めたことや、メガン妃がキャサリン妃の口紅を借りた際にキャサリン妃が顔をしかめたことなども記述した。
実らなかった努力
王室専門家のジェニー・ボンド氏は「OK」誌に「キャサリン妃はハリー王子とメガン妃からの攻撃に傷つき、侮辱されたと感じた」と語り、「仲が良くて幸せな一家の出身であるキャサリン妃の場合、家族の中で人々が距離を置いていることが理解できないのだ」と話した。
また、「フィリップ殿下の葬儀の後、キャサリン妃はハリー王子と話す機会を設け、ウィリアム王子にも話し合うよう促していた。結局、それはうまくいかなかった。実際、ウィリアム王子とハリー王子は葬儀直後に激しい口論となった。幸せな家族というのは、誰もができるゲームではないということをキャサリン妃は受け入れなければならなかった。キャサリン妃とウィリアム王子は強力なチームであり、ハリー王子との溝は当分修復できないという結論に達したのだと思う。彼らはその可能性に心を閉ざし、自分たちの人生を歩むことを決めたのだ」と語った。 By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)