ロンドンの一大観光名所といえる「タワーブリッジ」。今年で誕生122年を迎えるこの橋が10月から3ヵ月間、修復工事で閉鎖になるニュースを以前、この欄でお伝えしたが、予告されていた通り10月1日より実際に閉鎖されたことを「イヴニング・スタンダード」紙が伝えた。
1日4万の車両と通行人が利用するこの橋の40年ぶりの大規模工事による閉鎖は、周辺道路の渋滞状況を深刻なものにすること必至だ。工事期間中は、北上する車両はロンドン・ブリッジ、南下する車両はサザーク・ブリッジへと流れることになる。
ロンドン交通局は、1日11.5ポンドの混雑税について、この代替経路を使うしかないドライバーには免除することを発表した。
しかし、最短でもテムズ川を越えるのは、ピーク時は普段より30分以上長くかかることが予想され、どの車両も大渋滞を覚悟するよう呼びかけられている。
ただ、歩行者は11月12月にかけての3度の週末をのぞき、引き続き同橋を利用することが可能。午前8時から午後10時まで、歩行者も完全通行止めとなる時間帯には、無料の横断フェリーが運航される予定という。
また、工費としていくらかかるかは明らかにされていない。納税者にとってはうれしくないほどの巨額であることが推測される。
せめて、工事がほんとうに期間内に終わることを祈るばかりだ。