英国王室メンバーの結婚や誕生といったハッピーなニュースが不動産価格を引き上げるという調査結果が出たことを『デイリー・テレグラフ』紙が伝えた。
このため、ここのところ市場が停滞ぎみとされる不動産業界では、ハリー王子が目下の恋人である米ファッション・モデル兼女優、メーガン・マークルさんにプロポーズをしてくれることを切に願っているという。
過去には、2011年4月にウィリアム王子がキャサリン妃に求婚した際に不動産価格がひと月で1.55%も上昇と、その1年間で最も大きな振り幅で値上がり。
2005年のチャールズ皇太子とカミラ夫人の結婚でも、不動産価格は1.42%上昇するという同様の現象が起こっていた。また、ウィリアム王子夫妻にジョージ王子やシャーロット王女が誕生した時も、それぞれ1%、上昇している。
この調査を行った不動産関連の業務を広く展開する『My Home Move』のダグ・クロフォード氏は「このところ、不動産価格が下がり気味なので、国内のムードを盛り上げるためにも王室からのおめでたい結婚のニュースが欲しいもの」と話し、ハリー王子の結婚が待ち遠しいとコメント。不動産専門家のハリー・プライヤー氏も「不動産価格は明るいニュースで盛り上がる。住宅市場は気分に左右されるもの」と説明している。