総選挙を前にテロが相次ぎ、大きな不安の渦にのみこまれている感のある英国だが、そのような状況の中でも富を順調に増やしている人々が少なからずいることが明らかになった。「デイリー・メール」紙が伝えている。
毎年発表される、「サンデー・タイムズ」紙の「リッチ・リスト」は英国の長者番付。このリッチ・リストによると、英国で「億万長者billionaire」と呼ばれる、推定資産1億ポンド(6月6日付けの為替レートで141億円)以上の富豪が、ロンドンに86人存在することが判明。ニューヨークの74人、サンフランシスコの60人などを上回り、億万長者の数では都市として世界トップとなった。ちなみに、4位はホンコンの59人、5位はモスクワの58人で、このあと北京の41人、ロサンゼルスの41人が続く。ちなみに東京は14人にとどまっている。
英国全体の億万長者の数は134人で、昨年の120人から大幅に増加。「EU離脱」が決まってから、株価があがったことが大きいと分析されている。
「リッチ・リスト」に掲載された、英国における富裕層、上位1000人の総資産額は昨年から14%アップし、6560億ポンドに達している。
英国最大の富豪は、スリ、ゴピのヒンジュア兄弟で資産額は162億ポンド。「ヒンジュア・グループ」として大規模な投資を続々と仕掛け、順当に資産を増やしている。
ウクライナ出身で米国籍、ワーナー・ミュージックのオーナーでもあるレン・ブラヴァトニック氏が159億ポンドで2位。不動産投資専門のデヴィッド、サイモンのルーベン兄弟が140億で3位につけた。また、父親の死去にともない、ウェストミンスター公のタイトルと不動産資産などを受け継いだヒュー・グロヴナー氏は26歳ながら95億ポンドを保持し、9位に入った。
さらに、今回の「リッチ・リスト」で注目されたのは女性の富豪の増加。上位1000人のうち、女性は1994にはわずか19人に過ぎなかったが、今年は130人を数えた。JKローリングさんは6億5000万ポンドを所有し、196位。歌手のアデルさんは1億2500万ポンドを稼ぎ、上位1000人のリストで初登場を果たした。


























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