故ダイアナ元妃が側近、スィリル・ディックマン氏あてに送った手紙などがオークションにかけられ、BBCの落札予想額300~900ポンドを大幅に超える値で次々と落札されたことを「デイリー・メール」紙が伝えている。
バッキンガム宮殿に50年余りも勤めたディックマン氏は、執事としてダイアナ元妃などに仕えた人物。2012年に81歳で亡くなった同氏の遺品のうち、ダイアナ元妃の直筆の手紙や、王室メンバーからのカード、エリザベス女王の結婚式で配られたケーキなど40点が、ケンブリッジでオークションにかけられた。
注目度は高く、軒並み予想落札価格を更新。
例えば、「ウィリアムは生まれたばかりの弟ハリーのそばから片時も離れようとせず、両親さえもハリーに近寄らせないのですよ」とつづられた、1984年9月20日付けの手紙は3,200ポンドで落札された。
また、1992年10月17日付けの「ハリーは学校で問題を起こしてばかり」と嘆く手紙には2,400ポンドの値がついた。
ダイアナ元妃が他界してから今年で20年になるが、まだまだ人気は高いことをうかがわせた。