「EU離脱決定」のショックはまだ英国内外を揺るがしており、影響のマイナス面が強調されがちだが、国内旅行業界に関してはあてはまらず、逆に恩恵を受けている現状を「デイリー・メール」紙が伝えている。
世界各地で連続して起こっているテロへの恐怖やポンドの下落により、英国人のあいだで、この夏の休暇旅行の行き先として、海外ではなく国内を選ぶ傾向が強まっている。英国の旅行業界では国内旅行の問い合わせや予約が25%増加。今年に入って、国民のうち730万人が国内旅行を選んだと報告されている。
一方、テロ事件のあった、エジプト、トルコ、ブリュッセル、パリなどへ休暇旅行に出かける英国人は減少し続けている。例えば、昨年10月にエジプトで旅客機が撃墜された事件により、エジプトへの旅行者数は激減。またトルコへの観光客も、今年4月の統計によると昨年同時期より28%落ち込んでいる。さらに、パリとブリュッセルのテロをうけ、今年の第一四半期におけるユーロスターの利用者数は10万人も減少した。
経済学者のジャスティン・アーカート・スチュワート氏は、英国の家族は平均して収入の20%を旅行に費やしていることを踏まえ、「国内旅行を選ぶする人が増えれば英国の景気の活況化につながる。その経済効果は絶大だ」と分析。しかし同時に、「英国のホテルの値段はさらに上がることになるだろう」という懸念も示した。
それでもなお海外旅行に出かける人のあいだでは、スペインとポルトガルが最も人気の観光地だという。
意外な経済効果をもたらしそうな「EU離脱」。残留派も、悪いことばかりではない、と納得することができる日がくるのか、まだまだ先行きは不明瞭なままだ。


























![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』