■獄中死した米富豪のジェフリー・エプスティーンとの関係をめぐる「重大な判断ミス」を理由に、爵位に加え、王子の称号もはく奪されたアンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー。エプスティーンに関する膨大な書類が公開され、さらに窮地に陥っていると伝えられていたが、ついに逮捕される事態となった。このアンドリューと兄チャールズ国王との関係について、「タウン&カントリー」誌が考察を試みている(以下、文中のタイトルは当時のもの)。

1959年、アンドリュー王子誕生を前にエリザベス女王は助産師への手紙で、チャールズ皇太子が弟の誕生を楽しみにしていると記していた。翌1960年に王子が生まれると、兄が赤子を抱く写真が公開され、家族の温かな姿が印象づけられた。しかし11歳差という年齢差は、2人が共に成長する機会の少なさを意味した。チャールズとアン王女は近い年齢で育ったが、その一方でアンドリューは女王が即位した後に、比較的余裕を持って子育てができる時期に誕生した「第二の家族」とされる。アンドリューは女王の寵愛を受けた存在とも言われた。
もっとも、成長過程では交流の場面もあった。チャールズ皇太子がデート相手を城に招いてアンドリューと同席させたこともあったほか、弟を海軍艦船に招待した経験が後の進路に影響した可能性もある。ただし性格は対照的とされ、感受性豊かで仕事熱心と評される兄に対し、弟は奔放な「プレイボーイ」と呼ばれることもあった。
1990年代以降、チャールズが王位継承者として責務を増す一方、アンドリューは交友関係をめぐる問題で批判を受けるようになり、状況は大きく分かれた。2022年にチャールズが即位すると、弟の問題への対応も引き継ぐ形となり、近年は財政面での支援停止など関係の緊張が報じられた。ついに逮捕された弟を、兄のチャールズ国王はどう思っているだろうか。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)










































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