いつもより5週早い!インフルエンザの季節到来

■ 毎冬、流行が心配されるインフルエンザ。英国で今年のインフルエンザシーズンが例年より5週間も早く始まったとして、保健当局が注意を呼びかけている。各メディアが報じた。

英国保健安全庁(UKHSA)によると、子どもや若年層の感染が急速に増加しており、今後は高齢者など他の年齢層にも広がる可能性があると警鐘が鳴らされている。UKHSAは、インフルエンザ・ワクチンの接種対象者に対し、早めの接種を強く推奨しているが、今年の流行の規模や重症度については、まだ予測が難しいと説明されている。特に懸念されるのは、ワクチン接種が十分に行われる前に感染のピークを迎えてしまう可能性だ。今シーズンの予防接種キャンペーンは、開始から数週間しか経過していない。過去10年間で最も深刻だったとされる冬季インフルエンザの流行は、最近3年間に2度発生。これは新型コロナウイルス感染対策緩和後の免疫低下や、ウイルスの反動的拡大の影響と考えられている。

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昨年、インフルエンザを原因とする死亡者は英国で約8000人で、2022~23年シーズンの約1万6000人からは大幅に減ったものの、依然、高い数字を示している。UKHSAのインフルエンザ担当責任者、スザナ・マクドナルド博士も「今年は例年より少し早くウイルスが活動を始めており、非常に深刻な病気であることを理解してほしい。単なる風邪ではない」とコメント。特に大学生を中心とした若年成人や学齢期の子どもで早期の感染が確認されており、今後数週間で地域社会全体に広がるとみられるという。

一方、ワクチン接種について、UKHSAの疫学コンサルタント、アレックス・アレン博士は、接種対象者全員に早急な予約を呼びかけている。65歳以上、高齢妊婦、特定の基礎疾患を持つ人は、NHSで無料接種が可能。同博士は「対象者は重症化リスクが高いため、毎年多くの入院例や死亡例が発生している。ワクチンは最良の防御手段だ」と訴えている。さらに、コロナウイルスの感染者もゼロになったわけではないことから、外出時はマスク着用や手洗いの徹底、室内換気を行うことが呼びかけられている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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