■ヨーク公アンドリュー王子はチャールズ国王が経済支援を停止したため、噂されていた年額100万ポンド(約2億円)の手当を失ったと報じられている。英各メディアが報じた。
チャールズ国王は国王の私的な収入を管理する財務ダイレクターに、ヨーク公への手当を終了するよう指示したと言われている。さらに国王はアンドリュー王子の7桁に上るプライベートセキュリティや、ウィンザーにある30室のロイヤルロッジの維持費の支払いも停止したという。この動きは王室作家ロバート・ハードマンの著書『チャールズ3世:新しい国王、新しい宮廷、内側の物語』に記されているもの。故エリザベス女王の「アンドリューに関連する問題を一気に解決したい」という意向が実現したものとされる。
ハードマン氏は「女王があと1年長く生きていたら、アンドリュー王子にサセックス公(ハリー王子)夫妻の元の住居であるフロッグモア・コテージに移るよう強制しただろう」と推測。そうすれば同王子は王室に財政的負担をかけることなく、保護を受けることも可能となるとしていた。しかし、アンドリュー王子は故クイーン・マザーの元の住居に関して2078年までのリース契約を結んでおり、その間はそこに留まることができると主張している。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)