■ウェールズ公妃キャサリン妃はケンジントン宮殿から公開されたビデオの中で、化学療法(キモセラピー)のコースが終了したことに対する気持ちを打ち明けた。英各メディアが報じた。
キャサリン妃は今年3月にがんの治療を受けていることを発表。今年はほとんど公の場に姿を現していない。キャサリン妃は今年いくつかの公務を行う予定とされ、それには11月の戦没者追悼式やクリスマスキャロルコンサートなどが含まれる可能性がある。
キャサリン妃はビデオメッセージで「今年はとても大変でした。人生は一瞬で変わることがある」と語っている。ケンジントン宮殿は妃ががんを完全に克服したかどうかを現時点では言えないと伝えている。最新の情報は回復が進んでいることを示しているが、まだ長い道のりが残っている。妃はビデオの中でがん治療を「複雑で、怖くて、何が起こるかわからない嵐のようなもの。この経験は自分の弱さに向き合う機会にもなり、今までとは違う視点をもたらしてくれた」と個人的な思いを語った。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)