■英国を訪問中の天皇皇后両陛下は滞在4日目となる25日(火)、国賓としての歓迎行事に臨まれた。熱中症警報が出されるほどの好天で、警備にあたっていたメンバーに倒れる者も出るなど高温になったが、パレードが行われているあいだは少し曇り、英国の初夏のさわやかな風が吹き渡った。
ウィリアム皇太子が両陛下をホテルでお迎えした後、歓迎式典会場のホースガーズに車で移動。そこでチャールズ国王とカミラ妃が両陛下を正式に歓迎された。
プレゼンテーションが行われ、儀仗隊を視察された後、午後12時20分ごろ、天皇陛下はチャールズ国王と、雅子さまはカミラ王妃とそれぞれ馬車に分乗され昼食会が催されるバッキンガム宮殿へと向かわれた。ウィリアム皇太子らも馬車で続いて移動。英国らしさあふれる、壮麗なパレードに沿道に集まった観衆からも喜びの声が聞かれた。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)