■ケンジントン宮殿は10日(日)、1月に受けた腹部手術後初となるキャサリン妃の公式写真を公開した。英国でこの日は母の日。それに合わせての公開だったが、一大騒動に発展した。英各メディアが報じた。
ウィリアム皇太子が先週ウィンザー城内で撮影したとされる写真には、キャサリン妃(42)と3人の子どもたちが写っている。キャサリン妃はソーシャルメディアに「この2ヵ月間、あたたかいお気持ちと変わらぬご支援をありがとうございました。皆さん、良き母の日となりますように」とのメッセージを添えた。ところが写真が公開されるとキャサリン妃が左手に結婚指輪をはめていないことに気づいた人が続出。ソーシャルメディア上では、なぜキャサリン妃が指輪をしていないのかと不思議がるコメントが殺到。薬の服用で指が通常よりむくむなど医学的な理由によるものではないかと新たな憶測を呼んでいた。
ところが同日夜になってAP通信が「シャーロット王女の左手などに矛盾が見られる。写真を加工したとみられる。」として配信を撤回。その後、他の通信社3社も追随した。11日、キャサリン妃は声明を発表。「多くのアマチュア写真家がそうであるように私も時々編集を試みることがあります」と語り修正を行ったことを認め、謝罪したが修正前の写真を公開することは拒否した。公開された写真上では、シャーロット王女の左手袖口の不自然な形、シャーロット王女の右足ひざの一部の不自然なボケ、キャサリン妃の上着のファスナーの片方が見当たらないこと、キャサリン妃の右手のピンボケ、ルイ王子の足元近くの画像のズレが指摘された。キャサリン妃は腹部の手術を受けた後、2ヵ月近く姿を現していないため、その健康状態に関して様々な陰謀説が飛び交っている。そうした中で公開された加工写真はさらなる憶測を呼びそうだ。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)