■米大統領選に向け、再び対決姿勢を鮮明にしているトランプ前大統領とバイデン現大統領。戦いが過熱する中で、トランプ氏がハリー王子について「バイデンのようには守らない」と言及し、話題になっている。「ミラー」紙(電子版)が伝えた。
トランプ氏はワシントンで開催された保守政治活動会議(CPAC)で演説する少し前、もし自身が大統領に再選した場合、ハリー王子夫妻を国外退去処分とするかもしれないとほのめかした。ハリー王子は著書「Spare」で過去の薬物使用について言及。米国の保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」は、ハリー王子が米国への入国書類に虚偽記載したか否かを確認すべく、移住記録の情報開示を求めており、前日に王子は出廷したばかりだった。米国移民法では、過去の薬物使用の証拠がある場合、ビザ申請が拒否される可能性がある。
トランプ氏は「私は彼を守らない。彼は女王を裏切った。許しがたいことだ」と語り、ハリー王子のこれまでの行動を鑑みると、ロイヤル・ファミリーは彼に対して「優しすぎる」とも感じていると話した。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)