■英皇太子夫妻の広報活動を担うケンジントン宮殿は、2ヵ月間表舞台から姿を消しているキャサリン皇太子妃(41)の健康状態に関する国民の懸念を払拭するため、異例の声明を発表した。英各メディアが報じた。
今週水曜日(2月28日)、ウィリアム皇太子はウィンザー城内セント・ジョージズ礼拝堂で行われたギリシャの故コンスタンティン国王の追悼式に出席する予定だったが「個人的な問題」を理由に欠席した。コンスタンティン国王はウィリアム王子の名付け親でもある。ウィリアム王子の公務ドタキャンをうけ、SNSではキャサリン妃の健康状態に関する様々な憶測が飛び交った。そのためケンジントン宮殿は「キャサリン妃に関しては重要な最新情報のみを提供することにしました。その方針は変わりません。皇太子妃の回復は引き続き順調です」と異例の声明を発表した。
キャサリン妃はクリスマスの日に王室メンバーがサンドリンガムの教会で毎年恒例の礼拝に出かけて以来、公の場に姿を現していない。1月に腹部の手術を受けて以降、数週間が経っても公式な近況報告がないことに不満を募らせる人が続出。SNSでは「実はキャサリン妃はマイアミにいて、お尻持ち上げ施術後の療養中」「キャサリン妃が姿を消して以降、バンクシ―も活動していない。これは偶然か」「チャールズ国王に腎臓を提供した」など笑えないブラックジョークも飛び交うなど、SNS上の投稿はエスカレートするばかり。同妃が公務に復帰するまで騒ぎはおさまりそうにない。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)