■ハリー王子は信頼に足りる存在であることを証明しようと躍起になっているものの、彼の将来を決めるのはチャールズ国王ではないと専門家が警告している。「ミラー」紙(電子版)が報じた。
ハリー王子は先々週、米ブレックファストTVのインタビューに応じ、がんが明らかになったチャールズ国王との面会について口を開いた。しかし国王の病状について答えることを拒否した。王室の歴史家テッサ・ダンロップ博士は、「ハリーのインタビューは彼が信頼されることを切望していることを示しているがそれは遅すぎたかもしれない。ハリーの行動は分かりやすかった。父親のがんを知らされるとすぐに飛行機に飛び乗り、国王に面会を求めた。長い時間ではなかったがハリーは父と会えた時間をありがたく思っている」と主張した。
ダンロップ博士は「『リーキー(Leaky=漏らし屋)ハリー』は自分が信頼できる人間であることを証明したがっている。ハリーが父親との和解を勝ち取る兆候はあるが、ハリーの未来を握っているのは兄ウィリアムだ。彼を取り込むのは父親よりも遥かに困難だ。国王はハリーが回顧録やネットフリックスで軽率な行動をとったにもかかわらず、ハリーを切り捨てなかった。しかし王室の長期的な未来は、穏やかな現君主ではなく、むしろウィリアムの手にある」と語った。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)