■毎年、英国の王室から贈られるクリスマス・カードの写真が話題にのぼる。チャールズ3世の戴冠式が行われた今年、チャールズ国王とカミラ妃は戴冠式の際に撮影された1枚を選択。一方、ウィリアム皇太子一家は、全員がジーンズかそれに近いズボンに白いシャツというカジュアルな装いの集合写真を今年の1枚として選んだのだが、その写真のある1点にインターネットが『ざわついた』ことを各メディアが報じた。
王冠をかぶり、戴冠式の正装で2人仲良く並んで撮影された写真を今年の1枚としたチャールズ国王夫妻。これに対して、ウィリアム皇太子(41)、キャサリン妃(41)、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)からなる皇太子一家は、カジュアルながらも、スタイリッシュなモノクロの1枚をクリスマス・カードに選んだ。くつろいだ雰囲気の家族写真で『身近な王室』の演出を試みたようだ。
この中でネット民たちの目をひいたのが、ルイ王子の左手。カメラのアングルにより、偶然から生じたことなのだが、中指が途中で切れているかのように見える! これを目ざとく見つけた人々が騒ぎ立てたことにより、余計な注目がルイ王子の左手に集まってしまった。「一挙手一投足」に人々から熱い視線がそそがれる皇太子一家。多くの人から愛されている証拠ともいえるが、ここまで注目されてはお気の毒という気もする。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)