■ヘンリー王子夫妻と親しいジャーナリストで、2020年に夫妻の暴露本「Finding Freedom(自由を求めて)」を刊行したオミッド・スコビー氏が、再び新刊「Endgame」を出版。前回の王室批判に続き、今回はキャサリン皇太子妃をターゲットとした攻撃的な内容に、王室関係者が激怒しているという。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。
スコビー氏は「キャサリン妃はメガン妃の名前が上がるたびに震え上がり、2019年以来、ちょっとした世間話を除いてメガン妃と話をしていない」とし、キャサリン妃は気に入らない人には冷たく、メガン妃と友達になることにも興味がなかったと主張。また、故エリザベス女王は彼女を「従順な王室の妻」と評した上で、「気の強い」ダイアナ元妃とは違ってキャサリン妃は「指導しやすい」から好きだったと述べている。
さらに、キャサリン妃はメガン妃のような「リーダーシップと社交的な性格」を持っているわけではなく、皇太子妃としての職務に必要な微笑みとエレガンスを振りまくだけの役割に満足していると批判。ヘンリー王子夫妻が短かった王室メンバー時代の中で、世界に「現代王室の在り方」を示したせいで、ウィリアム王子夫妻の輝きが曇り、退屈な存在に見えたと主張した。
王室作家のロバート・ジョブソン氏は、スコビー氏がキャサリン妃を攻撃したことについて「恥ずべきこと」とコメント。「スコビー氏は鋭く賢く、本の売り方を知っている。彼の気概は賞賛するが、皇太子妃に対する攻撃は不当だ」と話した。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)