チャールズ3世とカミラ妃…反王制団体から罵声浴びる

© Arnaud Bouissou

■チャールズ3世とカミラ妃は、公務で訪れたコルチェスターで反王制デモ隊から罵声を浴びせられた。「メトロ」紙(電子版)が報じた。

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チャールズ国王はカミラ妃と共に車で到着した際、王制に反対する「リパブリック」と思われる団体から罵声を浴びせかけられた。プラカードとメガホンを振り回し、国歌と王室ファンファーレ演奏をかき消すような大声で「この訪問が納税者にどれだけの負担をかけているのか」「なぜ弟のアンドリュー王子を守り続けるのか」と大声で叫んだ。2人が車から降りるとデモ参加者はメガホンを使い「チャールズ、質問に答えろ!」などと叫んだ。

また、この団体は「私の王ではない(Not my King)」と書かれたプラカードを掲げ、英国民は戴冠式に先立ち選挙で選ばれてもいない国家元首の支配を望むかどうか、意見を言う資格があると主張。グレアム・スミス団体代表はBBCのインタビューに「彼は既に国王だ。戴冠式は必要ない。なぜ無意味なパレードに何千万ポンドを費やすのか、無駄だ」と語った。絶対王政の時代なら即座に逮捕、縛り首。王様を罵倒しても逮捕されない世の中。良い時代になったものだ!?

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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