
■大西洋の向こう側から英王室に対する批判を繰り返すハリー王子夫妻。英国では困惑する国民が多いが、米国では夫妻を支持する人が圧倒的だという。BBCが報じた。
米国は英王室の支配から脱するために独立戦争を戦ったが、英王室に対する恋慕を失ったわけではなかった。そして今、米国を舞台に繰り広げられている英国の王室劇に魅了されているという。
ハリー王子とメガン妃を快く思わない人は米国にもいる。しかし、英国と比べてもその数は遥かに少なく、辛辣さもない。米国では、ハリー王子夫妻が英国のマスコミや周辺にどのような扱いを受けて来たかというストーリーが、大きな共感をもって受け入れられている。
ハリー王子夫妻最大の不満の一つは「組織内に存在する厳格な序列」にあったとされる。これは能力主義が根付いている米国人にとっては、奇妙で無神経にも映るという。そして、おとぎ話のような結婚式のすぐ後から、スターパワーたちによって窮地に追い込まれて行く夫婦の姿に人々は同情を寄せているようだ。
エリザベス女王の逝去に対する米国人の反応は君主制に対する愛情と敬意の現れだったが、それは君主制の起源や伝統、そして行動の全てを受け入れているという意味ではない。英王室が、植民地支配の時代に得た富と特権の受益者であることは明白な事実。米国が過去の暗いエピソードをどう伝え、どう理解するかに取り組んでいる中、ハリー王子夫妻の物語は英国人にも同様の機会を与えている可能性がある。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


































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