■入浴時は毎日ぬるめの湯(温度も厳格に一定)と決まっているエリザベス女王(96)を例にとるまでもなく、王室メンバーそれぞれに独自の健康法があるという。同女王の長女であるプリンセス・ロイヤルことアン王女(71)のバナナに関するこだわりを女性誌「Woman & Home」(電子版)が伝えた。
アン王女は、若かりし頃は乗馬競技の英国代表として、オリンピックに出場したこともあるほどのスポーツ・ウーマン。五輪関連をはじめ、スポーツの大規模イベントや慈善事業に関わることも多いほか、2021年の公務出席数では他の王室メンバーを抑えてトップに立つなど、活発で元気なイメージだ。
このアン王女が健康維持のためにほぼ毎朝、食しているフルーツのひとつがバナナ。しかも、皮が黒くなったような状態に熟すまで待ってから食べるようにしていると報じられている。そのほうが消化に良いからというのがその理由。しかし、専門家によると、熟して黒くなったバナナは、抗酸化物質の量も増加。消化に良いだけでなく、抗酸化物質が豊富に含まれる優秀な食物といえると説明されている。
ただし、斑点がでたり、黒くなったりして熟していく過程で、デンプンや葉緑素が糖分に変わるため糖度が増し、カロリーも高くなる点を考慮に入れるべきだとも付け加えられている。黒くなったバナナはニガテだという人もこの際、考え直してみては?
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)