
■チャールズ皇太子は将来的にバッキンガム宮殿を博物館にしたいと考えているが、エリザベス女王陛下はあまりお気に召していないという。「メトロ」紙(電子版)が伝えた。
プリンス・オブ・ウェールズは、自身が即位した後は王室の一新とスリム化を計画していると言われている。王室の上級王室メンバーを7名に削減し、宮殿内のプライベートスペースを一般に公開したいと考えているという。また、バッキンガム宮殿は1年を通して見学できる博物館にしたいという希望を持っているとされる。
しかし、王室コメンテーターのニール・シーン氏は「女王はロンドン滞在中はバッキンガム宮殿とウインザー城を行き来してバッキンガム宮殿にも週に2~4日滞在しており、宮殿は王室のための家であり続けるべきと考えている。1993年以降、4月から9月の期間限定ながら観光客に一般公開しているとはいえ、女王はバッキンガム宮殿を恒久的な博物館にすることには熱心ではない」と話している。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)