■ジャマイカ政府はかつて英国が行っていた奴隷貿易や奴隷制度に対して巨額の賠償請求をする準備を進めているという。「メトロ」紙(電子版)が報じた(写真はサトウキビを収穫する農民たち=1880年代)
17世紀から19世紀にかけてまずスペインが、続いて英国がプランテーションで働かせるために推定で60万人のアフリカ人を強制的に船に乗せ、ジャマイカに運んだ。奴隷として売買されたアフリカ人は家畜同様の扱いを受け、プランテーション経営者らは奴隷に作らせた砂糖やバナナで巨万の富を築いた。
英議会は1807年に奴隷貿易を禁止し、1834年に奴隷の所有を正式に法律で禁じた。奴隷所有者に対して英政府はローンで2000万ポンド(現在の約76億ポンド)の補償を実施。全てのローン支払いが終了したのは2015年と言われる。
ジャマイカの国会議員マイク・ヘンリー氏は、この数字を根拠に英政府が76億ポンドの補償金をジャマイカに支払うよう求める動議を国会に提出した。ジャマイカのオリヴィア・グランジ文化相は、「我々の先祖が経験した損害を補償する正義を期待している」と話した。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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