フィリップ殿下(99)とエリザベス女王(94)のDNAのおかげか、英王室の直系主要メンバーはみな元気で若々しい。紅一点である長女の「プリンセス・ロイヤル」ことアン王女=写真=も精力的に公務に励み、そのタフさは衰えをしらない。そんな同王女が8月15日に70歳の誕生日を迎えたことを各メディアが伝えた。
馬術競技でオリンピック代表(1976年モントリオール大会)に選ばれたほどで身体能力と体力は折り紙付き。2019年は、年間で506の公務をこなしたアン王女。年間公務数では、521件のチャールズ皇太子に僅差で敗れたが、例年トップ争いに名乗りをあげ、最もよく働く王室メンバーのひとりとして知られる。
70歳の誕生日を迎え、多くの一般人は引退を選ぶが、アン王女はスローダウンする気配さえ見せない。超高齢ながら君主としての責務を粛々と果たす母、エリザベス女王を支える日々がこれからも続くようだ。しっかり者の長女としてこれからも元気に活動されることを願いたい。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)