メーガン・マークルが経験する王室の不思議…英王室ならではの5つの掟

■メーガン・マークルさん=写真=とハリー王子の挙式は来年5月、ウィンザー城の敷地内にある聖ジョージ礼拝堂で執り行われることになったが、王室では独特の慣習があり、一度王室メンバーとなればそこに存在する様々なルールに従わなくてはならないという。一体どのようなルールがあるのだろうか。英各メディアが伝えた。
写真:© Genevieve

掟その一 
モノポリーするべからず

 ロイヤル・ファミリーはボードゲームの傑作「モノポリー」をやってはいけない。これは2008年にヨーク公アンドリュー王子が定めたルール。理由はこのゲームに熱中すると相手を蹴落として我先に豊かになろうとつい意地悪になってしまうからだそうで、王室メンバーにはふさわしくないと考えられたと説明されている。

掟その二 
貝類食すべからず

 伝統的に王室において貝類は食べるのを控えるべきといわれている。理由は食中毒やアレルギーの怖れがあるから。近年になってチャールズ皇太子が時々貝類を食べていることが知られるようになった。このようにこのルールは若干緩和されているそうだが、女王はいまだに模範を示すように貝類を全く食べてないという。

掟その三 
政治的意見語るべからず

 王室メンバーにも選挙権はある。しかし投票するのは中立性を欠くとの考えから実際に投票はしない。このような中立性は、王室が社会のどのような人ともつながろうと考えているからだろうと言われている。

掟その四 
名を名乗るべからず

 一般人の間では今も女性が結婚すると夫の姓を名乗ることが多いが、王室の場合は正式な敬称やsir, Ma-am とつけて呼ばなければならない。

掟その五 
立ち位置変えるべからず

 王室メンバーには王位継承順位だけでなく様々なことに関して順番が決められており、王室のメンバーはそれに従っている。例えば今は女王が一番の位にあり、次にフィリップ殿下、チャールズ皇太子とコーンウォル公爵夫人カミラ、ウィリアム王子とケンブリッジ公爵夫人キャサリン、そしてハリー王子の順である。今後はハリー王子の隣にマークルさんが加わることになる。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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