2024-25シーズン開幕プレミアリーグで戦う日本人選手たち

●サバイバー●取材・執筆／本誌編集部、写真協力／産経新聞社

■ マンチェスター・シティの史上初となる４連覇で幕を閉じた、昨シーズンのイングランド・サッカー、プレミアリーグ。16日に2024-25シーズンが開幕したが、来年５月25日まで続く今シーズンは、一体どのような激闘でサッカーファンを楽しませてくれるのだろうか。今回は、いまプレミアリーグでプレーしている日本人選手５名を紹介する。

イングランドの「国技」であり、英国人の生活に根付いているサッカー。イングランドが「サッカーの母国」と言われるのは、世界で初めて「サッカー協会（ＦＡ）」を設立した国という歴史だけでなく、プロ・アマあわせて４万近いサッカークラブが存在するほど、身近なスポーツだからである。

また、英国人がこよなく愛するパブとも関係性が深く、かつてはアマチュアチームのスポンサーになっていたパブもあったほど。ＦＡが発足した１８６３年当初は、サッカーのルールを決める会議は、なんとパブで行われていた。自分が応援するクラブの試合が行われる日はパブに繰り出し、ビール片手に仲間たちとワイワイ観戦…。よく目にする光景だが、英国人にとってサッカーとパブ（ビール）は切り離せないものなのだ。

さて、イングランドの１部リーグである「プレミアリーグ」は、毎年８月～翌年５月にかけて開催され、20のクラブがホーム＆アウェー方式による総当たりでぶつかり合う。現在プレミアリーグでプレーしている日本人選手は５名で、２部リーグのクラブに所属している選手も含めると10名を超える。英国人サポーターたちに囲まれてのスタジアム観戦は、やはり特別なもの。その独特の雰囲気と迫力には「にわかファン」でも感動し、興奮するに違いない。ぜひスタジアムで、同胞たちの雄姿を生観戦していただきたい。

肝心のチケット入手方法だが、お気に入りのクラブがあれば、そのクラブの公式サイトで年会費を払い、会員になるのが一番簡単。また、「チケットマスター」などのオンラインのチケット代理店でも購入可能。ただ、定価の２倍以上はしてしまうのが難点だ。観戦は腰が引けてしまう人は、スタジアム・ツアーはいかがだろう。選手たちが憩うラウンジやロッカールーム、選手入場用のトンネルなど、通常は入ることができない場所を見学できる。

今シーズンは、どのようなドラマが生まれるのだろうか。日本人選手たちの活躍を期待したい。