Days LONDON 写真が語る「変わったロンドン、変わらぬロンドン」

Days LONDON

約100年前に撮影されたロンドンの街並みと、現在の風景を写真で比較。
ディケンズや夏目漱石が見た景色が、どうのように変化したのか(あるいは当時のまま変化していないのか)を紹介します。

Vol.50

Cleopatra's Needle1914

Whitehall - 1914 -

2017

1870年に開業したエンバンクメント駅。「堤防」を意味する同駅の開業とほぼ同時期に、テムズ河沿いの道路整備が完了した。エンバンクメント駅の近くには、「クレオパトラの針(Cleopatra's needle)」と呼ばれる古代エジプトのオベリスク(記念碑)が建っている(写真右端)。これは約3400年前にエジプトで建造された、国王を讃えるために神殿に捧げられた塔。1877年にエジプトから船で運び出され、翌78年にこの地に建てられた。ちなみに、同年の冬にはガス灯に替わり、英国内で初となる電灯が河沿いの通りに設置されている。
塔の左右には2頭のスフィンクスが伏しているが、第一次世界大戦時にドイツ空軍による爆弾が近くに落下。その出来事を忘れないよう、向かって右側のスフィンクス像の台座には、飛び散った当時の榴散弾の痕が今も残されている。
Supported by London Metropolitan Archives
ロンドン・メトロポリタン・アーカイブズは、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーション(自治体)が管理・運営する、歴史資料センターです。ロンドンに関する貴重な史料やデジタル画像のほか、イベント情報などを無料で検索・閲覧することができます。
公式ウェブサイト: www.cityoflondon.gov.uk/lma
画像検索サイト : http://collage.cityoflondon.gov.uk

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