Days LONDON 写真が語る「変わったロンドン、変わらぬロンドン」

Days LONDON

約100年前に撮影されたロンドンの街並みと、現在の風景を写真で比較。
ディケンズや夏目漱石が見た景色が、どうのように変化したのか(あるいは当時のまま変化していないのか)を紹介します。

Vol.40

Mansion House1890

Whitehall - 1914 -

2017

ロンドンの金融街シティの中心には、イングランド銀行や旧王立取引所のほか、ロンドン市長の公邸(写真左端)が建っている。6本の柱を持つパラディオ様式の公邸は、18世紀半ばに完成。これは当時流行していたヴェネツィアの建築様式を用いたもので、豪華な大邸宅(mansion)のような建物であったことから、「マンション・ハウス」と呼ばれた。この公邸の名にちなみ、地下鉄マンション・ハウス駅が1871年に開業している。 上の写真で、マンション・ハウスの右隣に建っているのは、1775年創業の老舗ジュエリー店「マッピン&ウェッブ」の本社。1870年に建造されたネオ・ゴシック様式の優美な建物であったが、シティ一帯に押し寄せる近代化の波にあらがえず、1990年代に取り壊された。現在はモダンな建物が新たに建造され(写真右)、オフィスやレストラン、ショップなどが入っている。
Supported by London Metropolitan Archives
ロンドン・メトロポリタン・アーカイブズは、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーション(自治体)が管理・運営する、歴史資料センターです。ロンドンに関する貴重な史料やデジタル画像のほか、イベント情報などを無料で検索・閲覧することができます。
公式ウェブサイト: www.cityoflondon.gov.uk/lma
画像検索サイト : http://collage.cityoflondon.gov.uk
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