Days LONDON 写真が語る「変わったロンドン、変わらぬロンドン」

Days LONDON

約100年前に撮影されたロンドンの街並みと、現在の風景を写真で比較。
ディケンズや夏目漱石が見た景色が、どうのように変化したのか(あるいは当時のまま変化していないのか)を紹介します。

Vol.29

Aldgate1918

Aldgate - 2016 -

2016

1876年に開業したオールドゲート駅。オールドゲートという名は、今は金融街となっているシティ地区への入口のひとつで、最東端に建っていた門「Ale-gate」(=All gate)に由来する。これは「すべての人に開かれた門」という意味で、同所では通行料を徴収しなかった。シティに入る7つの門は18世紀までにすべて取り壊され、オールドゲートも1761年に解体されている。
写真中央に写っているのは、オールドゲート・ハイストリートの交差点にある給水ポンプ。ここには13世紀から共同井戸があったが、19世紀に疫病が流行。井戸水に含まれたバクテリアや細菌が原因とされ、井戸は封鎖された。現在見られるポンプは、1876年に水源を変えて新たに設置されたものである。第二次世界大戦時のドイツ軍による空爆で、オールドゲート付近は多くの建造物が倒壊。上の写真に見られる1918年当時の建物は、ポンプ以外はほとんど残っていない。
Supported by London Metropolitan Archives
ロンドン・メトロポリタン・アーカイブズは、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーション(自治体)が管理・運営する、歴史資料センターです。ロンドンに関する貴重な史料やデジタル画像のほか、イベント情報などを無料で検索・閲覧することができます。
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