労働党政権時代に副首相も務めた、前国会議員ジョン・プレスコット氏(77)=写真(Steve Punter氏撮影)=が、スピード違反で新たに3点、減点され、6ヵ月の免許停止処分となったことを「メトロ」紙が報じた。
ジャガー車をこよなく愛していることでも知られ、副首相時代には2台のジャガーを公用車として使って「ムダ使い」と強い非難を浴びたこともあるほど。スピード違反の常習者でもあり、1991年に、高速道路を105マイル(168キロ)で走ったとして21日間、免停となった『前科』がある。
昨年8月、イングランド東部リンカンシャーで法定速度50マイル(80キロ)のところを60マイル(96キロ)で走行。警察のスピードガンに、しっかり記録されてしまったという。英国では12点減点で免停。
プレスコット氏も素直に罪を認めており、既に9点減点となっていたため、『自動的』に免停となった。今はバスと、友人たちの送迎に頼る生活という。11月に再びハンドルを握る日がくるのを待ちわびていることだろうが、まずは反省を。