4/27　医者にかからず、「ドクター・グーグル」に頼る女性が急増！

インターネットの普及により、おびただしい量の情報に即座にアクセスできる時代を迎えているが、何らかの症状を自覚した際に医者のもとに足を運ばず、インターネットで素人判断する女性が急増しており、しかも４人に１人は誤った判断を下していることが明らかになった。「デイリー・メール」紙が報じている。
1,000人を対象に行われた調査によると、「ドクター・グーグル」と揶揄されるように、医者代わりにインターネットに頼る女性が急増。その結果、10人に１人は誤った素人判断に基づき薬も購入、不快な副作用を経験したことがあると回答したという。
また、およそ２割の女性は、深刻な病気だと思い込んだことを認めており、その「病名」のトップは乳がん。次いでその他のがん、膣カンジダ症、高血圧症、ぜんそくなどが、誤った自己診断によって、「病名」として挙がったことが判明。
また、睡眠障害、頭痛、気持ちの落ち込み、不安などに襲われた時も「ドクター・グーグル」に走るケースが多いことが分かったとされている。
調査に答えた４分の３は、インンターネットに頼るのは、自分の認めた症状について、友人や家族には相談しづらいためと説明。4分の１余りの女性は、医者に相談することすら恥ずかしいためと話している。
さらに、医者に行くと待たされる時間が長いことから、よほどのことがないと医者にかからないと３分の１近くが答え、実際に病院に出向く決心をするまでに数日、長いと２週間もかかり、その間、不安におびえて過ごすことになるという。
今回の調査を依頼した、女性の健康に取り組む医療メーカー「Balance Active」では、人に言えない恥ずかしい症状が深刻な病気によるものであることも少なくないので、自己判断せず、一刻も早く専門家のもとを訪れるよう訴えている。