新たな警戒レベルシステムに移行したイングランド。ティア2域内では食事を提供することを条件に、パブの再開も認められた。ところが、ドリンクだけが目当てでパブを訪れ、注文した食事に一切手をつけずに帰る客も多く、せっかく作った食事を棄てているというパブのバーマンが憤りの声を上げた。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
ツイッターに投稿をしたのは、シェフィールドのパブで働くウィル・ダルリンプルさん。ダルリンプルさんが勤めるパブでは、食事にはほとんど手をつけずに帰る客が多いという。
ダルリンプルさんは残されたサンドイッチの写真と共に「食べ物に困っている人が大勢いる中、手つかずのサンドイッチを棄てさせるのは下品な行為。パブに行きたいならお腹が減っている時だけにして欲しい」と投稿。さらに「都合よく解釈できる新ルールに誰もが困惑している。だからといって従業員に法を犯すよう圧力をかけるのは止めて欲しい」と暗に食事なしでアルコールの提供を求める客がいることなどを示唆し、来客の理解を求めている(写真はウイル・ダリンプルさんがツイッターに投稿した、ほぼ手つかずのまま棄てられる運命のサンドイッチ)。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)