サルティンボッカって、名前は知っていたけど字面(じづら)的にいかつくて何となく敬遠していました。ところがJuliaさんの投稿のおかげでそれが実は単に「口に飛び込んでくる」くらい素早くできる料理という意味と分かってからサルティンボッカがとっても身近に感じられるようになりました。なんせ白身のお肉を生ハムで挟んで焼くだけ。味付けはほぼ生ハム任せの無責任レシピ。ソースもバターと白ワインと塩くらい。これで失敗するとしたら焼いている最中に回覧板でも届いて隣の奥さんと、近所のイヤミなセクハラじーさんのことで30分くらい話し込んでお肉真っ黒に焦がしちゃった、くらいしか思いつきません。ローマでは仔牛でやる家庭が多いそうですが、地方にによって使うお肉はまちまち。特に白いお肉がいいようなので今回は鶏の胸肉でやってみました。本当に簡単。でもちゃんとイタリアンしてる。よろしかったらぜひお試しくださいまし。
cookbuzz編集部(T)