今年は 11月29日！ブラック・フライデー・セール

Q1. そもそもブラック・フライデーって何？

クリスマス・年末商戦の始まりとなる、毎年恒例のセール「ブラック・フライデー」。もともとは米国由来だが、近年では英国はもちろんのこと、日本でも盛んになっている。
ブラック・フライデーという言葉が最初に使用されたのは、1950年代の米フィラデルフィア。祝日である11月の第４木曜「感謝祭（サンクスギビング）」の翌日に、人々が一斉に買い物のために街へ繰り出し、道路は大渋滞、歩道も買い物客で溢れたことから、地元警察が「暗黒の金曜日」と呼んだのだという。現在と同じような消費イベントの意味で使われるようになったのは1980年代で、小売業者が損失（赤字）から利益（黒字）に転じることから、この名前が定着するようになった。

Q2. サイバー・マンデーもあるよね？

米国での感謝祭明けのショッピングが街中ではなくネット上へと移り変わっていき、オンラインショップの売上が急増したことから、2005年頃からは翌週の月曜日が「サイバー・マンデー」と呼ばれるようになった。
これにより、ブラック・フライデーのセールはかつては金曜の１日のみだったが、最近ではサイバー・マンデーまでの４日間になり、場合によっては11月中ずっとセールが続くことも…。

Q3. 英国のブラック・フライデー事情は？

英国では、昔からクリスマス翌日の12月26日（ボクシング・デー）から始まる年末商戦が毎年恒例の伝統的ショッピング・イベントだったが、近年ではブラック・フライデーもすっかり定着。ほぼすべての大手リテールや小売チェーン、ブランドが、ブラック・フライデー商戦に参加する。
アップルや任天堂、プレイステーションなど最新テクノロジーのガジェットのほか、サムソン、ダイソン、ニンジャ、シャークといった家電製品、さらには化粧品、ファッション、玩具など、ありとあらゆる商品が値引き対象となる。「Boots」「John Lewis」「Currys」「Very」「TK Maxx」などでは、すでにセールが佳境を迎えつつあるので、狙う商品がある人は急ごう。

要チェック！セールが予想される注目品