ゆったりらくちんボイラースーツ

家ではリラックス着にも作業着にも、小物を合わせればおしゃれな街着にも。着やすく様々な季節とシーンで活躍してくれそうな「労働者のユニフォーム」が人気を呼んでいる。

上下がつながっている「ボディスーツ」や「ジャンプスーツ」と呼ばれるスマートなつなぎの服は、意外に体型があらわになりやすく着こなすのが難しいという印象があるが、この春多くのブランドが発売している「ボイラースーツ」は、同じくつなぎの作りながら、ゆったりしていて体のラインを強調しないストンとしたデザインのものが多い。どんな体型の人でも着こなしやすそうなのが特徴だ。

ボイラースーツの語源はその名のとおり「ボイラー室」からきており、現場作業に従事する労働者が動きやすいように作られた作業服だ。そのためボーイッシュな印象になりがちかというとそうでもなく、カーキ色のボイラースーツ姿がキャッチされたヴィクトリア・ベッカムのように、ピンヒールのブーツを合わせれば、優雅で洗練された着こなしができるし、ジーンズ素材の半袖のボイラースーツに、明るめの長袖インナーを合わせたり、スカーフなどで髪を飾ったりすれば、一気にポップでガーリーな印象にもなる。

メンズのボイラースーツの着こなし方は、いかに街着に見せられるかがポイント。多くのブランドはインナーや靴、上にはおるジャケットなどでオシャレ上級者風の着こなしを紹介している。
また、半袖ならば夏はそのまま、冬はインナーをかえて様々な着こなしが楽しめるので一年中活躍してくれ重宝しそう。
着慣れればヘビロテ服に仲間入りしてくれそうなボイラースーツ。この機会に挑戦してみては?(文/ネイサン弘子)

週刊ジャーニー No.1079(2019年3月28日)掲載