Station No. 19 GREEN PARK
- 高級住宅街やショッピングエリアとして名高いメイフェア地区の南端に位置し、3 つの王立公園に囲まれたピカデリー・ラインの主要駅。
- 1930 年代初頭、建築家チャールズ・ホールデンによって近代化され、エレベーターからエスカレーターへの刷新とピカデリー通り側への出入口移設が行われた。
- 戦時中、この駅は秘密地下壕として利用された。ロンドン旅客輸送局(LPTB)の幹部会議室や仮眠室が設置され、空襲下における地下鉄運行の維持を支えた。使われなくなったエレベーターシャフトやトンネル群は、テート美術館などから避難させた貴重な美術品の一時保管庫としても機能した。現在ではロンドン交通博物館が、これらの非公開エリアを巡る人気ツアー「Dover Street: alight here for Green Park」を不定期開催している。
- 在英国日本大使館の最寄り駅として在英日本人になじみ深いだけでなく、バッキンガム宮殿の玄関口として世界中からの観光客を多く迎え入れている。
- 美しい並木道が伸びるグリーン・パークは、「St James’s Park」と「Hyde Park」を結ぶ王立公園群のひとつ。1660 年、国王チャールズ 2 世が「王室領地を出ることなくハイド・パークからセント・ジェームズ・パークまで歩いて移動したい」と考え、2 つの公園の間に位置する土地を取得。周囲にレンガ壁を築き「Upper St. James’s Park」として整備したのが始まり。1746 年に「グリーン・パーク」へと改名された。
- 中心部から西へ西へ。ピカデリー・ラインの旅は続く―。
The Next Station is Hyde Park Corner.
週刊ジャーニー No 1459(2026年8月27日)掲載






