Station No. 18 PICCADILLY CIRCUS
- TUBE(ロンドン地下鉄)の歴史を語る上で欠かせない2 人の巨匠によってデザインされた駅。開業当初はレスリー・グリーン設計による、オックスブラッド色のタイルが特徴的な地上駅舎があった。利用者数が1907 年の150 万人から1922 年には1800 万人にまで急増したため、チャールズ・ホールデンの手により大規模な地下改築が行われた。1928 年、現在のアール・デコ様式円形の大地下コンコースが完成。初期の低速エレベーターは11 基の最新式エスカレーターへと置き換えられた。
- 複雑な交差点からは「Regent Street」「Regent Street St James’s」「Coventry Street」「Shaftesbury Avenue」「Piccadilly」という、いずれもロンドン屈指の繁華街が放射状に伸びており、劇場やホテル、レストランや著名ショップが軒を連ねる。特筆すべきはピカデリー・サーカスとオックスフォード・サーカスを繋ぐ、美しく湾曲した街路が特徴的なリージェント・ストリート。ここは1825 年に完成した「英国初のショッピング・ストリート」。
- 交差点の一角に鎮座する「Shaftesbury Memorial Fountain(通称エロス像)」は、貧困層や子供たちの支援に尽力した第7代シャフツベリー伯爵の功績を称え、1893 年に建立されたもの。
- 1908 年に電球を利用したイルミネーション広告が設置された「Piccadilly Lights」。1980 年代には日本企業の広告が象徴的であったが、2017 年には1 枚の超大型曲面 LED スクリーンへと刷新され、現在も広告やニュースを映し出している。
- 高級ホテルや洗練されたショップが並ぶ「Piccadilly」を西へ、旅は続く―。 The Next Station is Green Park.
Unsplashの Tânia Mousinho が撮影した写真
週刊ジャーニー No 1458(2026年8月20日)掲載






