■ジミー・コナーズ氏(米国)やジョン・マッケンロー氏(米国)らと並んで、男子テニスの黄金時代を築いた名選手のひとりとして知られる、ビョルン・ボルグ氏(69)が、自身が「極めて進行性の強い前立腺がん」と診断されていたことを自伝の最終章で明らかにした。BBCなどが伝えた。

1956年生まれのボルグ氏は、スウェーデンのセーデルテリエ(首都ストックホルム近郊の都市)出身。1974年の全仏オープンで、若干18歳で4大大会初優勝。1976年にウィンブルドン選手権で初優勝を飾り、1980年7月5日に同選手権で大会5連覇を達成した。1970年代から80年代にかけて世界ランキング1位に君臨。ウィンブルドン5連覇を含むグランドスラム通算11勝を挙げながらも、25歳で突然引退。このニュースは世界に衝撃を与えたが、冷静沈着なプレースタイルとジョン・マッケンロー氏との「氷と炎」のライバル関係は今なお語り継がれている。特に1980年のウィンブルドン決勝は、4時間近い激闘の末にボルグ氏が制し「人生で最も満足した試合」と振り返っている。
一方で引退後は薬物やアルコール依存に苦しみ、1989年には過剰摂取でミラノの病院に搬送されたこともある。91年に現役復帰を試みるも勝利を挙げることはできず、テニスでの挫折も経験。しかし、後に「人生を立て直した」と語っている。妻パトリシアさんと共に記した自伝『Heartbeats』で、闘病や人生の軌跡を赤裸々に語っており、「毎日を戦い抜く。まるでウィンブルドン決勝のように」と決意をにじませている。すでに2024年に手術を受け寛解状態にあるが、定期的な検査を続けており「日々、大切に生きている」と語った。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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