■英皇太子妃キャサリンさんが、がん治療後としては初となる公式の海外訪問に臨むことになった。5月13日から14日にかけてイタリアのレッジョ・エミリアを訪問し、自身が取り組む幼児教育の支援活動を進める予定であることを各メディアが報じた。

今回の訪問は単独で行われるもので、2022年12月に夫のウィリアム王子とともに米国のボストンを訪れて以来、約3年半ぶりの公式海外訪問となる。英王室は、キャサリン妃が今回の訪問を「非常に楽しみにしている」としている。訪問先のレッジョ・エミリアは、子どもの主体性や遊び、対人関係を重視する独自の幼児教育法で知られる都市。キャサリン妃は現地で教育関係者や保護者、子どもたち、地域代表者、企業関係者らと交流し、この教育アプローチを直接視察する。自然環境と人との温かい関係性が子どもの発達を支える仕組みを学ぶことが目的とされる。
キャサリン妃にとって今回の訪問は、公務への本格復帰に向けた新たな一歩でもある。同妃は、がん(体のどの部分のがんだったか、詳細は公表されていない)の治療を経て、2025年1月に寛解を発表したが、その後も回復過程には「良い日と悪い日がある」と語っている。本人にとっても「人生を変える経験」だったという。
また、2021年に設立した幼児期研究機関「ロイヤル・ファウンデーション幼児センター」の活動にも、今回の訪問は国際的な広がりをもたらすとみられる。同センターは、依存症やメンタルヘルスなど成人期の問題が幼少期に起因する可能性を研究している。さらに5月中旬には、イースト・ロンドン大学で新たなガイドブック「Foundations for Life」を発表する予定で、乳幼児の社会性や感情の発達の重要性を訴える。キャサリン妃は序文で「自分自身や他者、そして周囲とのつながりの質が、人生を通じた安心感や人間関係、経験の受け止め方を形作る」と強調している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)










































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