■OpenAIの最新テキスト→動画生成AIツール「Sora」が、公開から5日未満で100万回以上ダウンロードされ、ChatGPTの公開時よりも早いペースで利用されていることが分かった。

Soraは、簡単な文章入力だけで10秒程度のリアルな動画を生成できるとされており、米国の「Apple App Store」でランキング首位を獲得。しかし、一方で著作権の取り扱いや故人の映像化に関する批判もネット上で相次いでいる。Soraを使えばユーザーは、自分が作成した動画をSNSに簡単に投稿できるため、フィードには大量の生成動画が流入。故マイケル・ジャクソンさんなどの著名人の映像も作られ、故ロビン・ウィリアムズさんの娘ゼルダさんが「父のAI動画を送らないでほしい」と訴える事態も発生した。開発元のOpenAI広報は米ニュースサイト「Axios」に対し、歴史的人物の描写には「表現の自由の利益」が大いにあると説明。しかし「最近亡くなった」公人については、遺族などの権利者が肖像使用の停止を求めることが可能だとしつつも、「最近」の定義は明確にしていない。
映画やゲーム、テレビ番組のキャラクターを動画に登場させることも容易であるため、著作権問題も、より深刻化すると見られている。例えば、OpenAIのCEOサム・アルトマン氏を主人公にしたSora動画では、複数のポケモンキャラクターが登場し「任天堂に訴えられないといいな」と発言。別の動画ではアルトマン氏がゲームの象徴的キャラクター「ピカチュウ」を焼いて食べる場面もある。
任天堂は現時点で法的措置を発表していないが、OpenAIを含む複数のAI企業は創作者や著作権者との訴訟を抱えており、巨額の和解金が発生する可能性がある。実際、AI企業Anthropicは、著作物をAI学習に無断使用したとして、原告側に和解金15億ドルを支払った。創作者や著作権者がSora動画を「新しい形のインタラクティブ・ファンフィクション」として受け入れるか、権利侵害として訴えるか、対応が分かれると見られている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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