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5/4 挙式直前に「指輪がない」!――駿足の牧師、走って指輪を取りに戻り、カップルの窮地を救う

挙式直前に指輪を家に置き忘れたことに気がつくというのは、結婚を控えたカップルの悪夢ともいえるが、この悪夢が現実のものになった時、たまたま駿足の持ち主であった担当牧師が走って指輪を取りに行き、花嫁の到着前に教会に戻って無事に式を執り行い、このカップルは招待客の前で大恥をかくという窮地から救われたことが伝えられた。

コーンウォールのニューキーにある聖コロンバ・マイナー教会で、花婿クリス・スミスさんと花嫁ルーシー・リッドさんの式が執り行われようとしていた矢先、ベストマン(結婚指輪を預かる花婿のサポート役)の妻ポーラさんは、夫が忘れるからとして自分が預かった大切な結婚指輪を、花嫁の母親宅に置き忘れたことに気がついたという。

挙式を10分後に控え、慌てふためく花婿一同の様子に気づいたのは、同教会のクリス・マクイレン=ライト牧師(35)。事情を知った牧師は花婿らに「大丈夫。私に任せなさい」とだけ言い残し、首をかしげて見守る招待客らをよそに、指輪がある花嫁の実家まで軽快に走り去ったという。

花嫁はすでに馬車で実家から教会にむかっており、車では途中の狭い道をこの馬車とすれ違うことはできないと悟った牧師は、とっさの判断で自分の駿足に運を託したとされる。

実はコーンウォールでもランニング記録上位3位という実力の持ち主であるマクイレン=ライト牧師は、山野を走りぬけ、花嫁の実家に着くとベルを鳴らし、出てきた家人に「指輪」とだけ伝え、指輪を手にするとまた教会への道を走って戻ったとされる。教会を出てからわずか4分で指輪を手に戻った牧師を、招待客一同は大きな拍手で歓迎。牧師は汗ひとつ流さず、無事に式を執り行ったという。

この新婚カップルは現在、チェシャーのウォリントンで、4歳の息子と共に住んでいるとされるが、花嫁のルーシーさんは、自分たちの記念日に素晴らしい思い出を付け加えてくれたこの「スーパー牧師」に、深い感謝の意を示しているとされる。

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