来る日も来る日も仕事に励む毎日…がんばっている自分へのご褒美として、小さな贅沢なひと時を過ごすべく、コーヒーショップへ行きカプチーノやカフェラテを購入することが日常的な習慣になっているという人は少なくなさそうだ。しかし、この毎日の1杯にかかる出費を、年間に換算すると393ポンド弱になるとの調査結果が明らかになった。「デイリー・メール」紙が報じた。
同様に、こうしたコーヒー類に費やす額は生涯に換算すると1万5,725ポンドにのぼるという。
さらに10人に1人が、カフェインの量が2倍のコーヒーを好むといい、その場合の額は生涯換算で3万0,000ポンド近くになることが指摘された。
コーヒーをカフェ・チェーンで購入して飲む習慣は、多くの現代人にとって『譲ることのできない』、まさに必須のルーティーンと化しているとみなされている。
しかし、この長引く不況下にあっては、節約もせねばならず、調査に答えた2000人中70%の人は、今年、コーヒーの購入にあてる費用を減らそうと努力するつもりだと回答。
このうちの70%の人は、単純にコーヒーを買う回数を減らすとしており、さらに56%の人は、購入する際のサイズを小さいものにすると答えている(複数回答)。
この調査を行った、携帯用節約アプリを製作する「OrSavelt」では、毎年、英国全体でコーヒーや紅茶などの温かい飲み物に消費される金額は63億ポンドにのぼると話している。