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朝、コーヒーを飲むと目が覚めて、午前中、注意力が散漫にならずに済むと信じている人は少なくないが、実は朝のコーヒーや紅茶は、夜間に体内からなくなったカフェインを補い、カフェイン欠乏症を緩和しているだけで、朝の「目覚め」とは無関係であるという研究結果が報告されたことが伝えられた。
英国栄養士会創設40周年を記念し、6日にロンドンで開催された学会で、ブリストル大学の生物心理学者ピーター・ロジャース教授が発表した研究報告によると、体内のカフェイン量が夜間に減少してしまうことで、朝は注意力が鈍ったり、気分的に不機嫌になったりしがちだが、カフェインを摂取することでこのようなカフェイン欠乏症が緩和され、「すっきりと目覚めた」気分になるだけで、カフェインがさらなる注意力を呼び起こしているわけではないことが指摘されたという。
ロジャース教授はさらに、カフェインがもたらすとされる気分の高揚効果は一般的に、血圧の上昇や不安感といった否定的な作用よりも大きいとみなされていることを示唆。
カフェインにはこのほかにも長所があり、カフェイン飲料を摂取することでパーキンソン病を予防することができるとする研究報告もある。また、カフェイン中毒が懸念される一方で、その依存性は他の中毒物質と比べてはるかに少なく、摂取をやめるのもそれほど困難ではないことなどが明らかにされている。
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