党内の反EU派を納得させるために、EU離脱か残留を問う国民投票の実施を総選挙の公約にかかげたキャメロン前首相。結果として、英国はEU離脱というイバラの道を歩むことになったわけだが、その責任をとらずに(責任をとって、とは敢えて言いたくない)首相職を辞したばかりか、国会議員も辞めてしまった同氏。その後の動向が注目されていたが、このほど、回想録の執筆の契約を結んだことが明らかになった。「デイリー・メール」紙が伝えた。
出版元は、大手「HarperCollins Publishers」傘下の「Williams Collins」。執筆料は80万ポンドにものぼるのではと推測されている。
シリア問題や、スコットランド独立問題などについて「率直」な思いをつづる予定とされている。
国民投票を実施したのは誤りだったと認めて、謝罪してほしいと思っているのは筆者だけではないだろう。