6/19 ワーテルローの戦い、フランス側は「思い出したくもない」!?

日本では「ワーテルローの戦い」、英国では「ウォータールーの戦い( Battle of Waterloo)」として呼ばれる戦いが1815年6月18日に起こってから、ちょうど200年。英国・オランダ連合軍およびプロイセン軍が、フランス皇帝ナポレオン1世率いるフランス軍を破った戦いで、ナポレオン最後の戦いとしても知られるだけに、フランスにとっては『面白くない』思い出したくない歴史イベントであるようだ。「メトロ」紙が報じた。

ベルギーの首都、ブリュッセルから南東へおよそ13キロ、ワーテルローの町からは1.6キロほど離れた場所が主戦場となったとされ、英軍を率いたのは、名将の誉れ高いウェリントン公だった。

このワーテルローの戦いから200年たったのを記念して、18日には5,000人が参加しての大規模な再現イベントが同地で行われた=写真(「メトロ」紙より)。

しかし、フランスからは主だった閣僚クラスの参列者はなく、フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン国防大臣は「(ワーテルローの戦いは)過去のこと」と、不参加の理由を述べたという。

かわりに、フランスでは、ドゴール将軍が第二次世界大戦中の1940年6月18日に、BBCを通じてフランス解放を訴える重要な演説を行ってから70年たったことを記念する行事で『対抗』。フランス軍の死傷者2万5,000人、連合軍側の死傷者2万3,000人という激戦の末、敗北を喫することになった「ワーテルローの戦い」を、フランスが今も苦々しく思っていることを印象付ける日となった。