1/7　英王室に就職しませんか？ バッキンガム宮殿が皿洗いを公募

英王室が「皿洗い担当者」を募集している。勤務地は基本的にバッキンガム宮殿。ただし必要に応じてウィンザー城やサンドリンガム宮殿、バルモラル城やエジンバラ市内にあるホリルード宮殿などへ、年3ヵ月ほどの『出張』の義務があるという。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
求められる人材の正式タイトルは「The General catering Assistant（配膳アシスタント）」。ただ、その後ろに分かりやすく（Wash Up=皿洗い）と追記されている。
主な仕事は、職員専用食堂での食器の洗浄だが、王室所有の由緒ある食器の洗浄を任されることもあるという。
王室の公式ウェブサイトに掲載された広告によると、求められる人材は「保健衛生法を遵守して職場を清潔に保ち、受け持ち区域と備品の洗い物と片付けを行い、食堂の円滑な運営にあたるチームの一員となれる人」とされる。
また人柄として「時間に厳しく、信頼できる確かな人、チームワークを大切にする人であること。さらに機転が利き、意欲を持って仕事に向き合える人。また、一年のうち約3ヵ月はロンドンから離れて国内の他の居住地に赴く必要があり、それが週末に及ぶこともあるが、それを喜びと捉えることができる人」だという。過去に類似した職の経験があればなお可。
この週40時間勤務の職の給与は王室費から支払われるという。これだけの要求を満たす素晴らしい人材に支払われるお給料は一体いくら？　気になるところだが、年俸は14,200ポンド（約200万円）だとか。随分少なく感じられるかもしれないが、住居つきだそう。興味のある方、履歴書を送ってみてはいかが!?　お申し込みは1月15日まで。